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WebライティングBlog

サイトを訪れたユーザーにより訴えかけることのできるコンテンツとはどのようなものなのか。Webに適した文章の書き方をはじめ、Webコンテンツの企画、編集まで、幅広くご紹介します。

2007年3月 7日

“Google的価値観”から見たWebライターの仕事(3)

さて、今回は、“こちら側”→“あちら側”の情報シフトという話をもう少し厳密に考えてみます。

そもそも情報とは、リアル世界で起きているさまざまな事実を素材に、それを目撃・発見した人が“意味”を付与することで創出されます。この段階では、情報はいわば脳内情報の段階でとどまっています。これらの脳内情報は、マスコミや雑誌制作者などの職業人によって、主に紙媒体等上に反映されます。(※)
すなわち、

リアル世界のあらゆる情報(脳内情報) → 紙媒体上の情報 

というスキームが存在します。これがWeb登場以前に繰り返されてきた情報シフトのスキームです。この繰り返しにより、人類は膨大な量の紙情報を蓄積し続けて、今に至っているわけです。

Webが登場したことにより、 “あちら側”という新しい情報空間が出現したわけですが、「“こちら側”→“あちら側”への情報シフト」と一口に言っても、2つのケースを考えなくてはなりません。すなわち、紙媒体等ですでに存在する情報をWeb上に集約・反映させる場合と、リアル世界の情報を直接Web上に置く場合の2つです。

1.紙媒体上に存在する情報をWeb上に集約・反映(紙媒体→Web上 へのシフト)
2.リアル世界の情報を直接Web上に置く (脳内→Web上 へのダイレクトシフト)

Webの黎明期、すなわち“あちら側”の世界が創出されたばかりで情報量も密度も圧倒的に少ない時期(下記不等式Iの状況)にあっては、Webライターの仕事は、上記1.が多数を占めていたと思われます。たとえば企業パンフレットや製品カタログを元に企業サイト内文章を書いたり、既存メディアの記事・ポスターをWeb用に焼き直したりするといった仕事です。これらの仕事は、“こちら側”→“あちら側”への忠実な情報リフレクション(反映、投射)であり、鮮度や新しさ、面白さなどの「質」よりも「どんな形であれ、とにかくWeb上に存在させること」に重きがあったといえます。

やがてインターネットの普及とともに、“あちら側”の情報はリニアーに増え続け、ある閾(しきい)値を越えます。とにかくあればよい、といった要求水準はある程度満たされ、“必要最低限の情報”については、“あちら側”と“こちら側”が均衡します。すなわち、下記IIの状況です。

I 紙媒体上の情報 >> Web上の情報
II 紙媒体上の情報 ≧ Web上の情報
※「>>」;非常に大なり, 「≧」;大なりイコール

IIの状況では、メディアとしてのWebに対する依存度や信頼性が向上し、紙からWebへの情報リフレクションよりも、「リアル世界(脳内)→Web上」へのダイレクトな情報シフトがより加速すると考えられます。

つまり、前述1.の集積がもたらすのは、上記状況I から状況IIへの遷移であり、状況IIが到来した暁には、2.の仕事が増えるだろう、という見通しがありえます。

そのときWebライターに求められるのは、既存コンテンツを焼き直す力だけでなく、新しいコンテンツを創出する力ではないでしょうか。今後、サイトのニーズを的確に捉えた上で、効果的なコンテンツを企画、提案する力が重要になってくると思われます。

こうした新しいニーズに対応するため、筆者が所属する当社のライティングチームでは、企画、取材からライティング、HTML制作までをワンストップで行うサービス体制を整えています。まだ論ずるところはあるのですが、今回は下記のリンクをご紹介して、いったんお話を終えます。(松岡)

<ミツエーエディトリアルカンパニーのサービス>
取材/編集/ライティング
http://www.mitsue.co.jp/service/produce/writing.html
特集コンテンツ制作パック
http://www.mitsue.co.jp/service/produce/writing_special.html

※既存情報としては映像情報もあるのですが、ここでは特に紙情報に焦点を当てて述べています。

(次回に続く)


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